N国党の立花孝志氏から学ぶ、人生を勝ち抜く3つの戦略/堀江貴文氏、DaiGo氏との動画に注目

 こんにちは。この記事では、 N国党こと「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏から、人生を勝ち抜く戦略を3つ、学んでいきたいと思います。

 そうです。「NHKをぶっ壊す」と笑顔で繰り返す、あの方です。「彼から学ぶことなんてあるのか」。そんなお叱りを受けそうですが、私からすると、大ありです。

 彼の言動に対して、好き嫌いがあるのは当然です。発言や行動が奇抜ですものね。ただ、狙った目標を達成するためにとった彼の戦略には、われわれが人生を生き抜くための知恵が詰まっていると言っても言いすぎではないと思いますよ。

 ツイッターにも投稿しましたが、具体的には、次の3点です。

 色眼鏡を捨て、だまされたと思って読んでいただけましたら幸いです。 

 私たちの人生に置き換えてみて、目の前に立ちはだかる壁を乗り越えるうえで、何らかの助けになるのではないかと思っています。以下、順番にみていきましょう。

制度を徹底的に調べる

 分かりやすいように、立花氏の置かれた立場を例に説明しますね。

 立花氏がめざす目標は、ご存じの通り「NHKをぶっ飛ばす」ことですね。具体的には、受信料を支払った人だけがNHKを視聴できる「スクランブル放送」を実現させるため、2019年7月の参院選 比例代表で当選し、参院議員となりました。

 堀江貴文氏と対談したYoutubeをご覧になっていただけると分かるのですが、彼が打倒NHKに向けて参院選で当選するまでに、まず行ったこと。

 それは、必要な制度を知ること。立花氏の場合、その制度とは公職選挙法ですね。

 公職選挙法というのは、彼が当選した参院選を含め、選挙を行う際のルールです。彼はまず、このルールを徹底的に調べました。たとえば、ルールにしたがうと「選挙に出馬するのに幾らかかるのか」。そして「どういった行為をすると検挙されるのか」。

 なぜ、こんなに入念にチェックするのか。

 考えてみてください。NHKの政見放送で過激な言葉を連呼した映像をご覧になった方も多いと思います。そうした過激なパフォーマンスでマスコミや世間の注目を集めながら、知名度を上げていくのが彼らの基本的な戦略です。

 日本では「出る杭が打たれる」こと、よくありますよね。N国党が後にマスコミに揚げ足を取られ、警察に検挙される可能性だってあります。こうした事態を想定し、法律違反と指摘されかねない事態を避けるためにも、ルールを知り尽くす必要があったのです。

 Youtubeでの堀江氏との一連の対談の中で、堀江氏が何度も「なるほどー」「そうなんですか?」とうなっていたのが印象的でした。彼があれほど相手の話に耳を傾けて聞く姿は、少なくとも公の場ではみたことがないですよね?

 

ペルソナ(これから向き合う相手)の考えを徹底的に分析

 「ペルソナ」というのは、何でもいいのですが、みなさんが何かを挑戦する場合、これから向き合う相手のことをいいます。たとえば事業をしている人なら「自分の商品を売りたい対象」。私のようにブログをしているい人なら「自分のメッセージを伝えたい相手」のことを言います。

 先ほどのツイートは私がちょうどブログを立ち上げたばかりの時に投稿したので、思わず「ペルソナ」という専門用語を使ってしまいましたが、立花氏にとっての「ペルソナ」は「国民(有権者)や自民党」になりますでしょうか。選挙で当選する必要があるので、まずは有権者と向き合う必要があります。N国党の公約であるNHKのスクランブル放送化を実現するには、政権与党である自民党と向き合う必要があります。

有権者の考えを読んで行動する

 そこで、立花氏は何をしたのか。

 堀江氏との対談でも本人が語っていますが、まず有権者の心をつかむために、あえて奇抜な言動を繰り返しています。いわゆる「炎上商法」ですよね。この辺りの戦略については、メンタリストDaiGo氏が立花氏との別の対談で解説しています。

 Daigo氏いわく、立花氏の「対有権者」戦略は次のような感じです。

 ①まずは炎上させて有権者の注目を集め、②それを面白がったテレビなどの大手メディアがこぞって取り上げることで、有権者が増えていく。DaiGoさんによると、たとえ「言動が奇抜」で眉をひそめていた人も、何度も露出に触れるうちに慣れてきてしまうのだそう。そして最後の③。自分よりも支持の高い人に評価されることで社会的証明を獲得する。聞き慣れない言葉ですが、自身の権威を高めるということですね。

 今回でいえば、知名度の高くファンや支持者も多い堀江氏やDaiGoさんとの対談で対等に渡り合い、彼らをもうならせる知識や戦略を披露することで、有権者の間で「あれ、単なる変わった人ではないんだな」と思わせるということですね。立花氏本人は堀江氏との対談の中で「まだ炎上させている時期」と語っていましたが、DaiGoさんに言わせれば、堀江氏との対談で、既に社会的証明をある程度、獲得してしまったのかもしれませんね。

自民党の弱みを突いて主導権を握る

 そして自民党。安倍政権は憲法改正を目指しています。憲法を改正するには手続き上、参院議席の「3分の2」が必要になるのですが、自民党は議席が足りないのです。

 立花氏は「参院は中選挙区で自民党以外の政党でも議席が取りやすく、3年ずつ議席の半数が更新されていくので、自民党でも3分の2を確保するのが衆院よりも難しい」と分析。一つでも参院の議席を望む自民党の本音を見越して、参院でのN国党の党勢拡大に努め、自民党との駆け引き材料にしようとしているのです。うーん、すごい戦略家ですね。

成果を焦らず長期的視野に立つ

 私たちが最も学ぶべき点は、こちらかもしれません。何ごとも早く成果が欲しいと焦り、浅はかな行動をとってしまうと、たいてい失敗してしまいますよね。

 この点、立花氏は常に何年か先のことを考えながら行動しているのです。

 繰り返しになりますが、立花氏は憲法改正を目指す自民党の足元をみて、常に「N国党の参院の議席が必要」という状況をつくっておくことが重要と述べています。そうすれば、自民党がN国党の提案した法案を受け入れる可能性が高まるわけですね。

 次回の参院選は3年後の2022年に行われます。ここで党勢をさらに拡大し、交渉する際の主導権を握るという戦略です。ご本人いわく「慌てていない」。元NHK職員の立花氏は、NHKの不正を暴いたことがきっかけで退職を余儀なくされ、そこから約15年かけて戦略を練り続けてきたそうです。どこまで本気かわかりませんが、今は「子どもたちにウケるような面白いことを言っている」と。彼ら彼女たちが選挙権を持ったときのことまで考えているのだそう。

 「せいては事をし損じる」と言いますが、ここまで長期的展望に立った戦略に、自民党をはじめ、今の国会議員はどこまで対抗することができるのでしょうかね。少し興味がわいてきましたか?

まとめ

 以上、立花氏の戦略を分析してみました。まずは、自分を取り巻く足元の制度を徹底的に調べ上げ、取り込む必要のある相手の考えを分析し、その上で長期的視野に立ってじっくり行動し、最後に狙った獲物を獲得する。

 大学の研究発表でも、会社でのプレゼンでも、応用できそうな話ですよね。立花氏の言動を「色物」扱いして笑い飛ばすのは簡単ですが、彼が地道な努力をして現在の地位にたどり着いたのも事実。彼から学べるものは学び取って、わたしたちの人生にも生かしていきたいですね。

 きょうも読んでくださって、有り難うございました。

 

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