【書評】「スタンフォード式 最高の睡眠」の要点まとめ【眠りの浅くなったアラフィフ世代は必読!】

最高の睡眠健康の悩み

「スタンフォード式 最高の睡眠」を読んでみたいんだけど、どんな内容なのかなあ。さいきん朝起きると何だかだるいので、睡眠の質を改善させたいんだよね

ボクは実際に読んだから、要点を説明していくね

記事を読んでほしい人

  • 夜なかなか眠れない人
  • 睡眠不足な人
  • 朝おきると「だるいなあ」と感じる人
  • 睡眠なんて「さして重要じゃない」と思っている人
  • 眠りが浅くなりがちなアラフィフ世代の人

【この記事で伝えたいこと】

  • 「最高の睡眠」を読んで「へー」と思った要点
  • 一読すれば「睡眠の大切さ」がわかります
  • わたし自身は、寝起きの憂鬱さが軽くなったように感じます
  • 「3時間睡眠でも大丈夫」という特異体質の方には不向きです

まずは、サイト運営者「サントン」の紹介を簡単に

✅慶大卒40代。国際企業勤務

✅英国駐在。訪ねた国50以上

✅家族は妻と子2人(小中)

✅ブログ運営中(収益月4桁)

✅モットー「今が最も若い」

よくよく考えてみてください。

1日に6~8時間は寝るとすると、人生の「3分の1」近くは寝ていることになります。

ほぼ例外なく「1日の多くの部分を睡眠についやす」わけなんだから、この時間を軽んじておいて人生が成功するわけないよね

「睡眠の質を高める」ことは、日々の健康だけでなく、仕事や趣味の充実度にも大いにかかわります。

これから要点を説明していきますが、くわしくは書籍を手に取ってみてください。

「最高の睡眠」の基本情報

最高の睡眠

「スタンフォード式 最高の睡眠」の基本情報をみていきます。

基本情報

書名:スタンフォード式 最高の睡眠

著者:西野 精治

初版:2017年3月5日

発行:サンマーク出版

定価:1,500円+税

著者の西野精治氏のプロフィールはこちらです。

スタンフォード大学医学部精神科教授、同大学睡眠生体リズム研究所(SCNラボ)所長。医師、医学博士。

2005年にSCNラボの所長に就任。睡眠・覚醒のメカニズムを、分子・遺伝子レベルから個体レベルまでの幅広い視野で研究している。

サンマーク出版」より

「睡眠の謎を解き明かして社会に還元する」ということを研究のモットーにしている、とのこと。

睡眠のことを知るうえで、最適な人だと言えるよね

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「最高の睡眠」を、なぜ読もうと思ったのか

最高の睡眠

わたしがなぜ「最高の睡眠」を読もうとしたのか、簡単に説明しておきますね。

なぜ読もうとしたか

  • 仕事が激務つづきで寝付きが悪かったから
  • あさ起きると、首のまわりが痛くて仕方なかったから
  • 年齢とともに長く眠れなくなってきたから
  • 質も悪くなってきている気がしたから
悩んでいる人
悩んでいる人

確かに、あさ早く目が覚める日が増えてきたかな

眠りが浅くなってきているのかな。おしっこをもよおして起きてしまうこともあるよね

なぜ、睡眠が大事なのか。自分の考えをツイートしたこともあります。

それでは、数ある睡眠本の中で、なぜ「最高の睡眠」を選んだのか。

なぜこの本を選んだか

  • 東京駅前の八重洲ブックセンターで、実際に読み比べて選んだ
  • 「身びいきを差し引いて、睡眠研究の総本山がスタンフォードというのが事実だ」という前書きの一節を単純に信じた。笑。
  • 目次と本文の斜め読みで、「眠る意味」の説明や、「眠り方」「起き方」の具体的な方法論が分かりやすく書いてあると感じたから

実際に読んでみて、どうだったの?

ブログを書くから今いちど読み返してみたけど、書いてあることをいくつか実践してみたら、心なしか朝の爽快感が増したような気がするよ

それでは、実際に読んでみて「へー」とうなった点や、実践してみて「効果的だった」と思う点を簡単に説明していきます。

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「最高の睡眠」を読むべき理由

最高の睡眠

「スタンフォード式 最高の睡眠」を読むべき理由を、自分なりにお伝えします。

この本を読むべき理由
  • 理由① わたしたちが「睡眠のこと」を知らなさすぎるから
  • 理由② 科学に基づいた「よい眠りかた」を学べるから

順番に説明していきます。

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理由① わたしたちが「睡眠のこと」を知らなさすぎる

くどいですが、「眠る時間」は1日の「4分の1」から「3分の1」を占めます。

しかも、毎日くりかえすことだからね

それなのに、「眠ること」についてあまりにも知らなさすぎると思いませんか?

眠りの質が悪いと、毎日の暮らしに悪影響を及ぼします。

ふつうに考えれば、だれでもわかることですよね

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理由② 科学に基づいた「よい眠りかた」を学べる

「眠ること」が重要だとわかっても、それでは「どうすればよく眠れるか」。

そう言われると、わからないよね

学校で教えてくれることじゃないもんね

保健体育の時間にならったかもしれませんが、おそらく「ほんのさわり」だけですよね。

だから、専門家から学ぶ必要があるのです。

本書を読むと、「眠りのメカニズム」を理解し、「効果的な眠りかた」と「起きかた」を知ることができます。

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「最高の睡眠」から学んだこと

最高の睡眠

「スタンフォード式 最高の睡眠」を読んで、何を学んだのか。

くわしくは実際に読んでいただくとして、ここでは要点をお伝えします。

この本から学んだこと
  • 睡眠の質を左右するのは「最初の90分」
  • まずは「毎日の就寝時間」を固定すること
  • 寝る前には「体温を上げてから下げる」
  • 朝おきたら「まずは光を浴びる」
  • 口呼吸は睡眠の質を下げる

順番に説明していきます。

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睡眠の質を左右するのは「最初の90分」

最高の睡眠

この本の、最も重要なポイントです。

  • 睡眠の質を左右するのは、眠りの深い「最初の90分」
  • 日本は睡眠不足症候群の数が世界有数
  • 睡眠6時間未満が40%

ツイーターにも投稿しました。

眠った直後の「90分」は、睡眠の中で最も眠りが深いということです。

最初の90分を「気持ちよく眠れるか」が大事ということだね

サントン
サントン

そうすると、眠りに入るまでの過程が重要になってくるよね

日本人は他国の人に比べて、睡眠時間が極端に少ないとのこと。

「働きすぎ」なのかもしれませんね。

時間が少ないのだから、なおさら最初の90分を大事にしなければなりません。

睡眠が不十分だと免疫がうまくいかない、という指摘もあります。

世界中で流行した新型コロナウイルスもそうだけど、あらゆる病気にかからないよう、ぐっすり眠る努力を怠らないようにしないとね

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まずは「毎日の就寝時間」を固定すること

最高の睡眠

では、良質の眠りを確保するために、何を気をつけたらいいのか。

  • くどいけれど、睡眠は最初が肝心
  • なので、まずは「毎日の就寝時間を固定する」

このツイートでも触れましたが、私は「最高の睡眠」を読む前から、偶然にも「0時就寝」を心がけるようにしていました。

なぜなら、それまで毎日くり返していた「悪循環」から抜け出したかったからです。

「むだに夜更かしをする」  「あさ早く起きられない」  「1日の出足が遅れる」  「モチベーションが下がる」 → 「1日の生産性が悪化」  「落ち込む」 → 「気分が晴れずダラダラと夜更かし」  (ふりだしに戻る)

自分の経験に基づき、こんなツイートをしていました。

このように、もともとは暮らしの「悪循環」から抜け出すのが目的でした。

「最高の睡眠」を読むと、睡眠の改善にもつながることがわかります。

まさに一挙両得

やらない手はないね

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寝る前に「体温を上げてから下げる」

最高の睡眠

眠りやすくするには、身体の内部の「体温を上げてから下げる」のがよい、とのこと。

大事なのは「単に下げる」のでなく「上げてから下げる」こと。

メリハリが大切なんだね

そのためには「寝る90分ほど前に40度のお湯につかる」といいんだって

「0時に就寝」する場合のモデルケースが記載されていました。

  • 22:00 … 入浴。湯船に15分
  • 22.30 … 入浴終了。熱放出スタート
  • 00:00 … この時間までにベッドに
  • 00:10 … 入眠

ちなみに、私の場合は満腹感があると入浴するのが億劫になってしまうので、20:30以降は「水以外の飲食」をひかえるようにしました。

でも夕食をまったく抜いてしまうと、食欲が増してしまって逆に目が覚めてくるんだって。これだと眠れなくなってしまうから気をつけて!

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朝おきたら「まずは光を浴びる」

最高の睡眠

これは有名なはなしですね。

スタンフォード式でも同じ見解でした

  • 朝おきたら、まずは窓を開けて日を浴びる
  • 雨や曇りの日でも、光の成分は脳に届く

Twitterにも投稿しました。

意外だったのは、天気が悪くても同じように窓を開ける必要があるということ。

「雨の日でも、外に出たら日焼けする」。これもよく聞くけど、同じ理屈だよね

ほかにも「健康に良い起き方」のヒントがたくさんありました。

アラームを2度にわけてセットするというのは、斬新な方法。

眠りのリズムの仕組みを考えると、「2段階」が効果的なのだそうです。

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口呼吸は睡眠の質を下げる

最高の睡眠

ひとはよく「いびき」をかきますよね。

「いびき」は口呼吸によるもので、口呼吸が睡眠の質を下げることがあるとのこと。

「眠ったのに眠気がとれない」という時がたまにあるよね

口呼吸による「いびき」が原因かもしれないんだって

本書は、次の2点をすすめています。

  1. 日中は「鼻から吸って鼻から吐く」を意識する
  2. 眠る前に深呼吸をして神経を落ち着かせる

難しいことではないので、だれでも始められそうですよね。

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まとめ

最高の睡眠

この記事では、「スタンフォード式 最高の睡眠」について説明しました。

この本を読むと、「寝る」という大切な行為を「いかに軽んじてきたか」を実感して、心の底から焦ります。

サントン
サントン

あまりにも「当たり前の行為」なので、深く考えずに過ごしてしまいがちだよね。「睡眠の大切さ」をいまいちど理解することができて、「正しい眠りかた」も教えてくれるので、一読の価値ありだよ

\ほかの関連本も以下の各サイトでチェックできます/

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